丸森職員研修~伊勢
2月28日(火)。
当日は館内設備メンテナンスと木造家屋害虫駆除のため、丸森は臨時休館。「中山道ボランティアガイド」の皆さんを交え、伊勢神宮方面に研修旅行に行ってまいりました。
江戸時代、街道の整備と経済の安定により、庶民の旅が可能になるにつれて、今日のツアー旅行社とも謂うべき御師(おんし)の活躍によりに盛んになった‟お伊勢参り”。古市は外宮から内宮に向かう古市参宮街道にあり、参宮を済ませた人々の精進落としの場として、江戸の吉原、京の島原と並ぶ三大遊廓の一つに数えられました。明治に入り急速に衰えた‟お伊勢参り”ですが、今回の研修の目玉『伊勢古市参宮街道資料館』には、妓楼70件、遊女千人を数えたといわれる全盛期の古市の資料が多く収蔵・公開されておりました。