天野裕夫さん「紺綬褒章」を受章
大杉の倒木被災に沈む大湫町に、うれしいニュースが届きました。大湫出身在住の彫刻家天野裕夫さんが紺綬褒章を受章しました。紺綬褒章は公共の目的のために多額の私財を寄付した人に、紺色の綬(リボン)の付いた褒章(メダル)が授与されます。7月17日に水野光二市長より褒状と褒章が手渡されました。
天野さんは、早い頃より大湫町や瑞浪市に作品を寄贈してきました。かつての大湫小学校の玄関先にあって、今も大湫の町並みを見つめる「シーラカンス」は、大杉が倒れるシーンを両目をむき出して目撃していたに違いありません。倒れた大杉の下から無傷で救い出された「剣」もさぞやびっくりしたことでしょう。旧釜戸中。新しくできた北中。市内外のいろいろなところで “奇想天外だけれどもリアリティーあふれる” 天野作品を目にすることができます。
『倒れても大杉』のほかにも、大湫には誇れるものがまだまだたくさんあるのです。
天野さんおめでとうございます。