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三浦順三氏(大湫在住)竹細工の作品展

手提げ付籠

「公民館ロビー作品展」を開催しています。今回は、大湫在住の三浦順三氏(70歳)の竹細工。三浦さんが竹細工を始めたのは、67歳。瑞浪市日吉町深沢の籠作家、山内研作氏(83歳)に弟子入りし、3年間通われました。

「竹にも癖があって、“竹を割ったような”といわれますが、まっすぐに割れるものばかりじゃないんです」と。だが、その癖を利用できる場所や方法があるといわれます。三浦さんは「クセはそれぞれの特徴でもあり、活かせる場所があるんです。人間と同じですよ」と笑う。

材料の竹は真竹(マダケ)や淡竹(ハチク)。いずれも、大湫産のものを、年末から年始にかけて切り採るのだそうです。

籠作りの作業はすべて手作業。竹細工によって鍛えられた指を見せてもらいました。三浦さんの手や指、親指は、厚く硬い。

天然の竹製品は、使い込むほどに飴色となり、自然の美しさが醸し出され、輝きを増します。そして何よりも自然に優しいといえます。

ロビー展示中の竹細工

花籠

現在、公民館のロビーにて展示をしています。