single posts and attachments

キノコの菌打ち体験(公民館講座)をおこないました

2月29日(土)、「シイタケ・ナメコの菌打ち体験」が実施されました。大湫財産区の協力により、原木の提供いただき講座が実現。シイタケ・ナメコの原木を伐採し、今日の講座に備えて準備をしました。

天候が心配されましたが、実習の時間には雨も降らず外で実施が可能。参加者は、新型コロナウイルスに備え、主催の公民館が用意したマスクやアルコール消毒を使用。地域のケーブルテレビ局や新聞社の取材もあります。

原木栽培の流れは、①原木の準備 ②種菌打ち ③仮伏せ ④本伏せ ⑤発生操作・・・と続きます。今回参加者に実習してもらうのはその過程の種菌打ち。旧大湫小学校のグラウンドが実習場所。

今回は駒菌を原木に打ち込みます。ドリルで穴を開け、穴の大きさに合わせた木片(座薬のようです)を穴にいれ金槌で打ち込むのです。原木の太さによって、穴を開ける数は違ってきます。よく菌糸が広がるように、雑菌に打ち勝つように・・・と打ち付けます。





昼食後は、これからの原木の管理について説明。「木漏れ日のあたるような場所」や「庭木の下の陰になるが風も通す場所」などと具体的に説明がありました。シイタケと、ナメコの原木は本伏せの方法が違います。「風通しは?」「寒冷紗で覆う方法もあります」「水をかけてやればいいの?」と質問もいろいろ出ました。「来年もこの講座をやってもらえませんか」とのリクエストも。

少し肌寒い一日でしたが、参加されたみなさん、自分で打った原木(シイタケとナメコを)各2本持ち帰ってもらいます。熱気でいっぱいの講座でした。参加された皆さんご苦労様でした。