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神明大杉再生活用事業 完結  ~2022.3.24.学術報告会~

2020年7月豪雨により倒木被災した『大湫神明神社の大杉』についての学術研究報告会が【3月24日 市総合文化センター 3F講堂】にて開催されました。

倒れてしまった大杉ですが、さまざまな分野の研究者が大杉を対象に研究しました。その結果、大杉の学術的な価値がとても高いことがわかりました。それらの研究成果を市民の皆さまに広く報告しました。

<研究発表>
●大杉の樹齢は何年?
「岐阜県瑞浪市大湫町神明神社御神木の年代調査-年代測定の高度化に向けて」
箱崎真隆(国立歴史民俗博物館)他、日本原子力研究開発機構、名古屋大
●大杉はなぜ倒れたのか?
「根系から見た大湫町神明大杉の倒木化の原因」平野恭弘(名古屋大)他、森林総研
「大湫町神明神社における大杉倒壊の原因解明」 黒田慶子(神戸大)他、NPO樹木研究会こうべ、宮嶋造園、森重造園
●年輪から解読する過去の環境
「神明大杉の年輪セルロース酸素・水素同位体比の経年・季節変動からみた瑞浪市大湫町の過去数百年間の気象・気候災害史」中塚 武(名古屋大)他、名古屋工業大
●大杉の内部を探る
「宇宙線を用いた神明大杉の内部構造調査」
西尾 晃(名古屋大)

<パネルディスカッション> 「神明大杉の学術的価値を考える」