里山に囲まれた大湫の生活を支える様々な道具や用具。それらは昔から、周辺の山野から集められた自然の材料を用い、代々伝えられた伝統的な“手わざ”に、さらに工夫を加えることによって住民自らが生み出してきました。

海外からの輸入により、あらゆる生活用具が大量･安価に取り揃えられたホームセンターは、町の雑貨屋さんを滅ぼし、さらには、手間暇かけて自ら作り出す中山間地の伝統をも滅ぼしつつあります。

そのような中、「やまびこどん」は大湫に代々伝えられた山里の“手わざ”を次の世代に伝承していくための活動を続けています。今回は「竹ぼうき」。地道な活動です。大事な活動です。新たな継承者、参加者、大募集です。