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『エスキース~烏帽獅子』天野裕夫展に先行して展示

7月に倒木被災した神明大杉。3ヵ月経った今も神明神社境内にその主幹を横たえております。これをどのようなかたちで残していくのかが、これからの最大の課題です。

いくつかのアイディアの中に、地元大湫の出身在住の彫刻家 天野裕夫の大作彫刻として、新しい命を吹き込み、大杉再生の証として永く残していこうというアイディアも検討されております。「エスキース~烏帽獅子」は、彼が再生検討会議の求めに応じて提出した大作制作のための素案模型です。 傍らに立つ人間の大きさから比較して、そのスケールの大きさに驚かされます。

天野裕夫は、これまでも落雷等で落ちた大杉の部材を用いて独自の作品を制作してきました。「中山道大湫宿丸森」は、それらの中から5点を選び、10月24日~11月8日の日程で、『天野裕夫 彫刻展~御神木再生Ⅰ』を開催いたします。さらに、この企画に先立って、10月12日より「エスキース~烏帽獅子」を先行展示しております。大杉の今後の在り方を思いながら、多くの皆様にこの度の一連の企画をご高覧いただけましたら幸いです。