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大杉再生 ~ 学術的研究材料としての活用 2 ~

神明大杉主幹と根鉢デジタルデータの三次元画像(加工途中)

倒伏した大杉を学術的研究材料として活用することにより、地域の未来や人々の暮らしに役立たせること、その結果『大湫神明神社の大杉』の名が永く残っていくことも大事な再生です。

レーザースキャナーを用いた非破壊撮影

名古屋大学の平野先生の研究チームは、大杉が倒木被災に至った要因を明らかにするために、これまで根鉢周りの土壌を採取したり、切断枝から年輪円盤を採取しました。さらに9月15日にはレーザー光線の照射による3D測定を行いました。大杉の主幹と根鉢の正確な状態をデジタルデータとして保存することにより、三次元画像の映写等が、将来にわたり可能になりました。