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大杉再生 ~ 学術的研究材料としての活用 1 ~

8月28日、名古屋大学大学院中塚教授チームの下見がありました。大杉の1000年にわたる年輪をサンプル採取し、その酸素・水素の同位体比を分析することにより、降水量や気温などを計測して千年分のデータを取り、気候変動を分析することが可能だそうです。得られたデータは、この地方における、歴史と気象・気候災害とのかかわりを理解し、将来の災害の頻度、規模を明らかにする上で役立つと共に、地球温暖化などの長期の気候変動のメカニズムの解明にもつながります。

詳細は、『大湫町 御神木・大杉応援の会』https://www.facebook.com/okute.osugi/

大杉再生は、大杉そのものの再生に限定されるものではありません。それ以上に、1300年生きた大杉が、これからの大湫町、瑞浪市、ひいいては、現代を生きる全ての人々のためになること、かたちを変えて生き続けることこそ、真の再生ではないでしょうか。