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大杉の切断枝の皮剥保存作業

倒木被災した大杉をこれからどのように再生していくのか。現在、全町民の知恵を絞って検討している真っ最中です。取り敢えず、被災家屋の修復や、道路交通の確保、電気・通信の復旧のために、かなりの枝を伐採する必要がありました。

岐阜県指定天然記念物であり、大湫宿の貴重な文化史跡でもある大杉は、大湫町民の貴重な財産でもあります。一枝たりとも粗末にできるものではありません。梅雨末期から盛夏に向かう気候のもとでは、皮付きの伐採樹木は、腐ったり、虫が入ったりして、材としての価値を急速に失っていきます。

町民中心のボランティアを募り、早急に皮剥き作業をしました。