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甦れ 大杉!! 

 

7月15日、コミュニティー自然保全委員会の呼びかけで、倒れた大杉のDNAを引き継いでいくために、挿し木を行いました。急な呼びかけでしたが10人程が集り、植物学者の山口清重さん、グリーンドクターの三戸憲和さんの指導のもと、約3000本を挿し木しました。

倒れてしまったとはいえ、葉は青々と生い茂り、生命力に満ちていました。この杉は、どうも「裏杉」といって日本海側に生育する杉の仲間のようです。『石徹白の大杉』もその仲間というお話もお聞きしました。倒れるまで知らなかったこと、わからなかったこともあり、大杉が新たな扉を開いていってくれます。

 

 今後どのように活用されていくかはわかりませんが、この大杉のクローンが大きな財産になることは確かです。私たちを見守ってくれていた大杉が、どこかで生きていくことを願っています。