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雨間を縫うように「稲刈り体験講座」実施

台風17号の被害を受けられた皆さまには心より御見舞申し上げます。

9月23日(秋分の日)、公民館講座「稲刈り体験」が行われました。5月12日に「田植えを講座」を実施し、4か月。餅米が稲刈りの時期を迎えた23日(月・祝)に稲刈りの体験が予定されていました。しかし、台風17号が日本海を北上中。ときおり強い風も吹きます。幸い警報が出るほどの風や雨ではなく、稲刈りは実施できそうでした。途中で雨が降れば、屋内でのお話しに切り替えることにし、チョット強行ですが、GOサイン。

こんな空模様のため遅れて参加の連絡もありました。少し時間を遅らせたスターとするため、まずは屋内でお話し。藁縄(わらなわ)作りを学びます。ワラの活用方法の説明も受けます。資源の無駄使いがない昔の人の知恵を学び、みんな感心しました。みんなで縄作りもやってみます。「むつかしいー」「できたかな?」熱心に取り組みました。

圃場に入り、いよいよ稲刈り。まずは伝統に則り、田んぼの神様に収穫のお礼にぼた餅をお供え。豊作を感謝。稲刈り用の鎌を使って「『ザクッ』と稲を刈るのは気持ちいいね」との声も。小さな子には、一株が握れず、少しずつ刈ります。「田植えの時、3株ぐらい植えた苗がこんなに増えたんですね。ビックリしました」との感想も。稲刈りの終わった部分に作られた稲架(はさ)に刈った稲を掛けます。天日干しの始まりです。おいしい餅米となります。もう少し稲を刈りたい様子も見られましたが、時間の関係もあり終了にしました。

お昼は、大湫名物、「お休み処」の五平餅。わらじ型の五平です。参加者の皆さん、稲刈りボランティア隊の皆さん、お疲れ様でした。