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観音堂のシダレ

今日(8日)、5,6分咲きになりました。
初代のシダレは、享保6年(1721)の観音堂建築時の記念樹ですが、文政7年(1824)正月11日の大火で観音堂が全焼したときに被害を受けました。その後、二代目は、弘化4年(1847)に現在の観音堂が完成して以来ずっと咲き続けてきましたが、昭和34年9月の伊勢湾台風によって樹幹が倒れました。それでも生命力あるこのシダレは三代目となって生長し生き続けていますが、度重なる被害によって写真のように樹勢が衰えました。そこで、平成13年10月に樹勢回復処理が行われ、現在もきれいな花をつけ訪れる人々を和ませてくれます。一度会いに来てください。