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第2回「モニタリング調査」がありました

「モニタリングサイト1000里地調査」は、環境省自然環境局がおこなう長期(100年)間にわたる調査です。民間の協力も得て実施され、1期5年の調査期間で現在は第4期目(2018~2022年)に入りました。大湫町の「大湫自然保全委員会」が、この調査団体になることを申請し、サイト名「中山道大湫宿」の調査チームとして正式に採用通知が届いたのが3月。関係者でコースの下見をおこない、4月から調査を開始しました。毎月、第4日曜日を調査日に設定し、5月は27日。9名が調査に参加しました。

4月の調査時から季節が進み、調査サイトも濃い緑に。調査中もホトトギスの甲高い声が盛んにしました。

自然豊かな大湫にも外来種の植物が多くみられ、自然界にも国際化?が進行しているようです。

種名同定のために写真撮影

腐生植物のギンリョウソウ

日頃見なれているはずなのに、じっくり見ると「こんなところにこんな植物があるのか」と。再発見の連続です。

イカリソウのタネを採り「このタネは、蟻が運ぶんですョ。タネに蟻の好物がくっついているんでネ。運び屋の蟻への報酬のようなもんです」との説明。自然の不思議、巧妙さです。来月の調査は、6月24日(日)です。皆さんの参加を「歓迎します」と自然保全委員会の三戸憲和さん。問い合わせは、0572-63-2360 にどうぞ。

イカリソウのタネを見る観察者