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姿を消した「旧大湫小学校校舎」

「大湫小学校」

春の兆しが日に日に強まる3月も中旬を迎えました。旧大湫小学校の取り壊し作業が昨年末から始まり、今月末には作業が完了します。

赤い屋根の「旧大湫小学校」は、大湫町のシンボル的な建物でした。中山道十三峠を越え、大湫宿に入ると一番最初に目につくのがこの「旧大湫小学校」でした。町民の皆さまから取り壊しを惜しむ声もありましたが、耐震性能に問題がある建物であることや、維持管理に経費がかかることから取り壊しも「致し方がない」としました。

校舎の跡地。緯度・経度・高度を示す石標が残っています

大湫小学校の卒業生(天野裕夫氏)の彫刻、シーラカンス像が残されています

赤い屋根の「旧大湫小学校」校舎を思い浮かべられる方は、町外の方にもたくさんいらっしゃることでしょう。「跡地」となった今の様子を見てもらいたいと思います。

この跡地をどのように利用するかを町内の知恵を集め、教育委員会とも協議がされることとなっています。町外からお出での皆さまにもご利用いただけるようなエリアとして活用されることと思います。かつて、子どもたちの声で満ち溢れたグラウンドや校舎がどのように生まれ変わるか楽しみにしていてください。

プールの跡から公民館、十三峠方向を望む

現在の様子を写真で皆さまにご紹介します。往事をおもいだしていただければ・・・と思います。