稲刈りと稲架(はさ)掛け
「みんなの農園」の稲刈りをおこないました。10月5日(木)の午後、町内有志が集まって作業開始。田植えをしていただいた皆さんに呼びかけて、稲刈りをおこなう予定でいました。すでにご報告しているように「オオクテ・ツクルテ」などと町内諸行事が重なり、残念ですが実施ができなくなりました。天気と稲の実り具合で今日(5日)の稲刈りとなりました。
機械が田んぼに入れるようにスペースを取るため、手刈りをします。この姿勢でする稲刈りは、腰が痛い。慣れてもつらい作業。だが今日は機械が入って稲刈り。刈り取った稲は結ばれています。速い!
束になった稲は脱穀する前に天日干しをします。最近は太陽の恵みを受けてお米を乾燥させる方法は、ほとんど採られなくなっています。地面に並べて干すのではなく、はざにかけて乾燥させます。この地方では、「はさかけ」とは言わないで濁って「はざかけ」といっています。
「はざ」に掛けるにも経験による知恵が生かされ、「よく乾くように」「はざが倒れないように」なっています。はざ掛けが完了した様子は、見事です。天気が続き乾燥し脱穀・籾すり・精米の行程を経ると、いよいよ新米が食べられます。たくさんの工程を経て私たちがやっと食べられるのです。来年こそは、皆さんと手刈りによる稲刈りをしたいと思っています。