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神田朴葉沢の ヒトツバタゴと白雪姫

大湫宿もようやく田植えが始まり、周りの山々は上溝桜に代わってヒトツバタゴ(ナンジャモンジャ)の花が満開を迎えようとしています。

お休み処前の駐車場

十三峠入口

旧小学校東
今日は、神田朴葉沢の ヒトツバタゴと白雪姫」の話を聞いてください。
平安時代(1053年ごろ)
正二位大納言源経信卿が 奥方と娘(白雪姫)を連れて、平安京~東国の国司に赴任する途中、釜戸のヒトツバタゴの美しさに見とれていると、
村人が「大湫の地にあるものがもっと美しい」と言うので、姫は父に頼んで大湫を訪れた。その美しさに見とれ大変喜んだ。その2日後、病弱な姫は、旅の途中でヒトツバタゴの花に包まれて短い一生を閉じた。
姫の祖母の歌集に「思いきや 釜戸の山に祈りして よその煙となさんものとは」の追善歌が有名である。
(郷土史家の渡辺俊典先生編「ふるさと大湫百話」より)
みなさんも白雪姫を偲んでみてください。